オリジナル長編マンガ 和んだふるたい夢
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第99話 六島遠流(ろくとうおんる)

江戸時代に島流しの流刑地は六所遠流と呼ばれます。(六島遠流は創作です)

実際の流刑地は、伊豆七島、壱岐(いき)の島、隠岐(おき)の島、天草、薩摩五島、佐渡島です。
流刑地として六島という島が広島県の福山にあり、ここは映画「獄門島」の舞台となった場所。
また鬼界ケ島はかつて流刑地だった場所で、僧の俊寛が送られた地です。

この99話を描いている最中に放映されたTV番組「日本人のおなまえ」の中でちょうと喜界島が取り上げられました。
この島は現在は喜界島で表記されていますが、かつては鬼界島、そしてさらに前は貴界島と表記されたそうです。
貴重の貴をもうけたのは良質の夜泣き貝がとれて美しい螺鈿(らでん)の原料になるからだとか。

ちなみに流刑地の鬼界島は実際は喜界島ではなく硫黄島のことのよう。
(いつもながら和夢にタイミングを合わせてくれたかのようにピッタリな内容のTV番組を目にします)

さて犬編で登場する、狼の話はもう少しここから膨らむ予定です。
ぜひおつきあいくださいませ。
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